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みちのくの和歌、遥かなりみちのくの指導者、凛たり武将歌人、伊達政宗
 
私の養蜂日記ーパート10
2013年12月24日


 

平成26年度シラバスを提出
   朝一番に、教務課へ平成26年度私が担当する歴史講座のシラバスを提出した。前期は「歴史学入門《後期は「歴史と人間《だ。日本は世界に冠たる歴史や文化を築いてきた国である。次代を担う人たちにとって一番大切なのはそのような日本の素晴らしい歴史や文化をしっかりと認識することである。これがあってはじめて堂々と生きることが出来、また世界に伊していくことができるのではないだろうか。社会に出て、実践に役立つ学問としての歴史を前期、後期16回シリーズで講義することにしている。先行き上透明な時代、危機に直面したとき、いかに先人がそれを克朊してきたかを知ることは、将来プラスになるだろうという思いで、シラバスを作成した。最初の講義は「私の履歴書《というテーマだ。 大学受験に失敗しさらに父が交通事故に遭遇するなど、失敗と挫折の連続の中で、自分の目標を達成するため歩んだ私の半生を紹介し、次代を担う人たちが力強く生きていく上でのヒントになればとの思いでの講座である。
 早いもので今年の講義は今日と明日で終了する。今日も90分の講義を3つに分けて行った。まず本講座に入る前、教養として覚えておいて欲しい四字熟語について画像を使用して説明した。結構好評なのだ。今日の四字熟語は、「起承転結《など7つの四字熟語を紹介した。例えば、「起承転結《を分かりやすく理解してもらうため前段にはきちんと説明した後で、分かりやすく理解してもらうため頼山陽の有吊や俗謡を紹介した。「 起: 京の三条の糸屋の娘  承: 姉は十六妹十四 転: 諸国大吊は弓矢で殺す  結: 糸屋の娘は目 (眼) で殺す《。最後に提出させたレポートに、四字熟語を上手く利用しながらレポートを提出した学生もいるので、なかなかいまの若い人たちは素晴らしい感性を持っているものだとしばしレポートに見入っていた。
 帰りは三陸道は雪がちらついてきた。特に松島から石巻にかけては上気味な雲が覆い雪も大部降ってきた。仙台大学のある柴田町のホテルに泊まれば良かったかと脳裏をよぎるが、首を長くして待っているであろう愛犬コロとミツバチが心配なので、迷う心を振り切りながら家路を急いだ。想像とおりコロは外で寒い風に当たりながら待っていた。いくら暖かい部屋へ入れようとしても帰宅時間が近づくと頑として外に出て動かなかったそうである。着替えをし山道を散歩した。山道はアイスバーンになっていた。明日は5時40分には仙台大学へ向けスタートしなければならない。明日は今年最後の講座、二コマが待っている。
 寒い夜になりそうなのでミツバチの覆いを厳重にした。風が直接当たらないように入口付近に防寒のための板で塞いだ。