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みちのくの和歌、遥かなりみちのくの指導者、凛たり武将歌人、伊達政宗
 
私の養蜂日記ーパート11
2013年12月31日


 

平成25年も今日で終わり

   今日は今年最後の日である。昨日までと異なり、寒い日になった。。いま執筆中の3冊の本の原稿作りと庭掃除に1日費やしてしまった。振り返って見ると今年も忙しい1年であった。
 1月12日は全国リレーシンポジウム「知の地域づくりを考える《in仙台から始まった。仙台市内で開催されたが、わが国が知的立国をめざすには、学校図書館や公共図書館、書店を核にした「知の地域づくり《が必要だとの趣旨で、元総務大臣の片山善博慶応大学教授の講演に続き、パネルディスカッションのパネラーとして出席した。パネラーは片山先生、肥田美代子文字・活字文化推進機構理事長、中川清和東北学院大学図書館長、それに私。コーディネーターは鈴木素雄河北新報社論説委員長だった。  それからもいろいろな講演が続いたが、10月は、日赤病院長研修会め8日間に7つの講演をこなした。1日2回、午前は柴田町、午後は松島の大観荘など、演題がみな異なるので、終わる都度ほっとした。ともかく無事に乗り越えた。
 来年はもう10月頃まで講演が入っているが、自分の勉強のために引き受けている。人間は常に緊張感と逼迫感が必要ななのだ。これが健康と若さを維持していく上での一番大切なことだ。夕方庭の草刈りをしたあと来年に備えて、ミツバチ飼育に必要な分割板を作った。分割板は、巣脾(すひ)がまだ箱一杯にならないとき、室温確保と無駄な巣を作ったりしないように、設ける境界線みたいなものでこれによってミツバチは巣内で無駄な行動が極力省けるのだ。15枚作った。明日は強度確保のため透明クラッカーを塗ろうと考えている。
 昨日、千葉大学三年生の娘が帰宅した。来年は4年生、就職や卒論で大変なようだ。私が生きた時代と異なりいまの若い人たちは何かと気の毒に感じる。
 一昨年、昨年の変な暑さのせいで家の周辺の大木のかなりが立ち枯れ状態だ。春になったらみな切り倒さなければならない。困ったものだと思っている。地球はどうなっていくのだろうか。数日前登米市内では鹿の銃殺が行われた。「気をつけるように《と市の防災無線で何度か呼びかけていたが、鹿に何の罪があるのだろうか。岩手県の住田町では鹿等の鳥獣被害を避けるため、田畑に入られないように鉄条網が張り巡らされていたことを思い出した。私もコロを散歩に連れて山道を歩いていると、時々鹿に出会うことがある。カモシカも家の庭に入り込んでくることもある。彼らはもう来ないのだろうか。別天地のような私の家の周囲にも、急激な自然界の変化には対応できないようだ。
 人間は生きていく上で常に未来志向でなければならない。来年は、沢山のミツバチを乱舞させ、少しでも自然界の回復のために頑張ろうと考えている。