伊達宗弘『武将歌人、伊達政宗』
伊達宗弘『武将歌人、伊達政宗』

●価格(税抜)¥1.500
●単行本192p(2003/5/26)
●銀の鈴社
●ISBN4-87786-365-6


 みちのくの文学風土は、さまざまな要素が重なり合いながらかたちづくられてきたのではないでしょうか。旅人や文人陸 奥守が見たみちのく、街道、峠、海峡、岬、山や川、それを立体的に組み立てるよう にして、みちのくの歴史と文化を辿ってみました。さらに、俳句や和歌を交え、雅趣を添えました。旅を終えた後、少しでも豊かな気持になっていただき、みちのくの歴史 や文学に興味を持っていただければ幸いです。

目 次

1.みちのくの歴史と
    文化の源流を訪ねて

 ・みちのく命名の心
 ・奥の細道を行く
 ・松島を模した京の庭
 ・みちのくの土に化した藤原実方
 ・彩りを添えた文人陸奥守
 ・能因法師の旅
 ・西行の旅
 ・万葉集時代の大歌人とみちのく

2.みちのくへ刻んだ旅の想い出
 ・紀行文からみた東北のかたち
 ・中世の紀行文・都のつと
 ・古川古松軒の旅
 ・菅江真澄の旅
 ・イサベラ・バードの旅
 ・ブルーノ・タウトの旅

3.歴史と文学を訪ねて
 ・みちのくへの誘い・福島
 ・学都を育んだ風土・宮城
 ・まほろばの国・山形
 ・イーハトーヴの国・岩手
 ・雅の文化を育む・秋田
 ・最果てのロマン・青森
 ・津軽海峡物語
 ・東北俳句の源流